気胸

皆さん!こんにちは!

今回は「気胸」についてお話ししていきます!

 

気胸とは?

 

何らかの原因で肺に穴が開き、胸腔へ空気が漏れてしまい漏れ出た空気が肺を圧迫することで肺が萎縮してしまう状態です。

 

詳しく説明すると、「肺」は空気を取り入れて膨らむ風船の様なもので「胸腔」とはその風船を覆っている入れ物の様なものです。

 

基本的に胸腔は膨らんだり萎んたりしませが、肺が何らかの原因で穴が空くと萎んでしまいます。

 

そして、漏れた空気が「胸腔」の中に溜まります。

 

「胸腔」内に空気が溜まると肺は圧迫され、萎縮させてしまいます。

 

【気胸】の種類と原因

・自然気胸

 

①原発性自然気胸

病気に関係なく突然発生する気胸で、20歳前後で身長が高く、痩せ型の男性に多くなっています。

 

原因は「ブラ」「ブレブ」の破裂です。

 

「ブラ」とは肺の周りに「臓側胸膜」という膜がありますが、肺胞がパンパンに膨らみ、膜を押し上げてしまい、破裂して気胸に繋がります。

 

「ブレブ」とは「肺胞」に穴が開いてそこから空気が漏れ「臓側胸膜」が膨らみ破裂して気胸になります。

 

続発性自然気胸

病気に伴って起こる気胸「慢性閉塞性肺疾患」や「間質性肺炎」「肺がん」など何かしら肺の病気があり、これが原因で起こるので

比較的高齢者に多い病気です。

 

 

特発性自然気胸

原因が分からず突然なる気胸です。

怖いですね。

 

・外傷性気胸

交通事故や胸を打った時に肋骨が折れ、肺に刺さると気胸を起こします。

 

・生理による気胸

月経随伴性気胸(げっけいずいはんせいききょう)という珍しい気胸もあります。

 

これは生理「月経」の前後に発生します。

 

子宮内膜症が横隔膜に広がり、生理の時に横隔膜に穴が開くことにより気胸になりますが、気胸自体が女性には少ないので気胸を起こした時は、月経随伴性気胸の可能性を頭に入れときましょう。

 

症状として

突然の胸の痛みや息苦しさがあります。

息を吸っても肺が膨らまないので、十分な空気が取り込むことが出来ないので呼吸困難がみられます。

 

治療として

 

気胸の重症度によって変わりますが、軽いものですと入院はせず安静にします。

 

その他は胸腔ドレナージといって胸腔にたまった空気を外に出します。

 

中には命に危険のある「緊急性気胸」があり早急に処置しなければならないものも

あります。

 

 

気になる方は一度とも芦屋接骨院にお越しください!

 

骨盤矯正・猫背矯正・産後矯正・鍼灸・インソールなどの施術で根本から改善していきましょう!

 

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