ビタミンDについて
ビタミンDは、脂溶性ビタミンの一種で、私たちの健康にとって極めて重要な栄養素です。
主に骨や歯の形成を助ける働きがあり、カルシウムやリンの吸収を促進することで、骨を丈夫に保つ役割を果たします。
また、近年では、免疫機能の調整や筋力の維持、さらにはがんや生活習慣病の予防など、多岐にわたる健康効果が注目されています。
ビタミンDには主に2種類があり、植物由来の「ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)」と、動物由来の「ビタミンD3(コレカルシフェロール)」があります。
特にビタミンD3は、皮膚が太陽光(紫外線)を浴びることで体内で合成されるため、「太陽のビタミン」とも呼ばれています。そのため、日光を適度に浴びることは、ビタミンDの自然な補給法の一つです。
食品からの摂取も大切です。
ビタミンDが豊富に含まれる食品としては、サケ、サバ、イワシなどの脂ののった魚、卵黄、レバー、きのこ類(特に干しシイタケ)などが挙げられます。
現代人の多くは屋内で過ごす時間が長く、日光に当たる機会が少ないため、特に冬季や日照時間の短い地域では、ビタミンDの欠乏が問題となることがあります。
ビタミンDが不足すると、子どもでは「くる病」、大人では「骨軟化症」や「骨粗しょう症」のリスクが高まります。
これらは骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
また、免疫機能が低下して風邪やインフルエンザにかかりやすくなるとも言われています。
一方で、ビタミンDは脂溶性ビタミンであるため、過剰に摂取すると体内に蓄積されてしまい、「高カルシウム血症」などの健康障害を引き起こす可能性があります。
これは主にサプリメントなどによる過剰摂取によって起こるため、摂取量には注意が必要です。
ビタミンDの1日あたりの推奨摂取量は、成人でおおよそ8.5〜10マイクログラム(340〜400 IU)とされており、サプリメントで摂取する場合でも、1,000〜2,000 IUを目安とするのが一般的です。ただし、医師の指導のもとでの摂取が望ましいです。
ビタミンDは、骨の健康を守るだけでなく、全身の健康を支える重要な栄養素です。日光を適度に浴びること、バランスの良い食事を心がけること、必要に応じてサプリメントを活用することで、ビタミンDを効率よく取り入れることができます。
特に高齢者や屋内で過ごす時間が長い人は、ビタミンDの状態に注意を払い、定期的な健康チェックを受けることが推奨されます。
ビタミンDは、脂溶性ビタミンの一つで、体内で以下のような重要な役割を果たしています。
🔹 主な働き
- カルシウムとリンの吸収促進
→ 骨や歯の健康を保つために不可欠です。 - 骨の形成と維持
→ ビタミンDが不足すると骨粗しょう症やくる病(小児)などのリスクが高まります。 - 免疫機能の調整
→ 風邪やインフルエンザ、感染症のリスク低下と関係する可能性があります。 - 筋力維持や神経機能のサポート
→ 筋肉の機能や転倒予防にも関与しています。
🔹 ビタミンDの種類
- ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)
→ 植物由来、キノコ類などに含まれる。 - ビタミンD3(コレカルシフェロール)
→ 動物由来、日光を浴びることで皮膚でも合成される。
ビタミンDを摂取できる方法
- 日光を浴びる(紫外線により皮膚で合成)
- 1日15〜30分程度、顔や腕に日光を当てるのが目安。
食品から摂取
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- 鮭、サバ、イワシ、卵黄、キノコ(干しシイタケなど)など
サプリメント
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- 欠乏が疑われる人や、高齢者、日光にあまり当たらない人に推奨されることがあります。
🔹 欠乏・過剰について
状態 | 症状 |
欠乏 | 骨軟化症、骨粗しょう症、筋力低下、免疫力低下など |
過剰 | 高カルシウム血症、吐き気、腎機能障害など(サプリの過剰摂取によることが多い) |
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