プロテインの効果・効能
プロテイン(たんぱく質補助食品)の位置づけと役割
まず、「プロテイン」は英語で “protein” のことで、日本語では通常「たんぱく質」を指します。ただし、サプリメント・粉末製剤などでたんぱく質を手軽に摂れる食品形態を「プロテイン」と呼ぶことが多いです。
人体にとって、たんぱく質は三大栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質)の一つであり、次のような重要な役割を担います:
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筋肉・骨・内臓・皮膚・髪・爪などの構成材料
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酵素、ホルモン、免疫たんぱく質(抗体)など生理活性物質の原料
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傷の修復、細胞ターンオーバー、代謝反応の支援
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栄養・酸素の運搬・分配、体液の浸透圧調整など
したがって、日常的に一定量のたんぱく質を食事から摂ることは、健康維持に必須です。
ただし、「プロテイン(粉末などの補助食品)」を必ず使わなければならないわけではありません。通常の食事で十分なたんぱく質を摂れる人には、あえて補助食品を多用する必要は必ずしもありません。
どれくらいのたんぱく質が必要か(目安・基準)
たんぱく質摂取量の指標には、いくつかの国際的・学術的な基準があります。
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欧州食品安全機関(EFSA)は、健康な成人のたんぱく質推奨量(Population Reference Intake, PRI)を 0.83 g/kg 体重/日 と設定しています。
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多くの研究・ガイドラインでは、維持目的で 約0.8~1.0 g/kg/日 程度が適切と考えられています。
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運動強度や年齢、ストレス・病気時にはより高めの摂取が推奨されることもあります。
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日本国内では、若年・中年男性で 65 g/日程度という推奨量が一例として紹介されているケースもあります(ただし個人差あり)
例えば、体重 95kg の方で通常活動レベルなら、0.8~1.0 g/kg で計算すると 76~95 g/日 程度が目安になります。ただしこれは食事+プロテイン補助食品を含めた総量です。
プロテインが持つメリット・必要性が高い状況
プロテイン補助食品を利用する意義が特に大きくなるシーンとその理由を挙げます:
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食事でたんぱく質が不足しがちな場合の補填
忙しくて食事量を確保しにくい、あるいは高タンパクな食品を多く食べると脂肪過多になりやすい人などに、低脂肪・低カロリーでたんぱく質を確保できる点がプロテインの強みです。 -
筋力トレーニング・筋肥大を目指すとき
トレーニング後にアミノ酸を迅速に供給することで、筋たんぱく合成(筋肉の修復・成長)を促進する効果が期待されます。多くのスポーツ栄養学では、トレーニング後 30分~1時間以内の摂取を推奨することがあります。 -
体重管理・減量期
たんぱく質は満腹感を長く維持しやすく、筋肉量を維持しつつ脂肪を減らす「リコンポジション(体組成改善)」をする際に重要な役割を担います。間食の代替や食欲抑制効果を狙ってプロテインを活用する人もいます。 -
加齢や病気でたんぱく質吸収・摂取量が落ちているとき
高齢者などでは食欲低下や消化吸収能力の低下で、食事だけではたんぱく質が不足しがちになるため、プロテインで補うケースが多く見られます。
限界・リスク・注意点
プロテインを利用する際には、以下の点に注意すべきです。
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腎臓への負荷
健康な人では通常の範囲でのプロテイン摂取で腎機能が悪化するという確固たる証拠はないものの、もともと腎機能が弱い人、腎臓病の既往がある人は高たんぱく食を慎重に扱うべきとされます。 -
過剰摂取・エネルギー過多
プロテイン製品の中には糖質や脂質を含んでいるものもあり、知らずに摂取過多になって体重増加を招く可能性があります。 -
バランス栄養の偏り
たんぱく質ばかり注目して、炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など他の栄養が不足しては、本末転倒です。サプリメントはあくまで補助であるべきです。 -
品質・添加物のチェック
安価なプロテインには添加物や甘味料、人工香料などが含まれることもあるので、信頼性の高いものを選ぶことが大事です。
プロテインについて気になる方はとも芦屋接骨院にご相談ください!
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