経絡の流れ〜足の陽明胃経③

皆さん、こんにちは!

 

今回は前回の続き【足の陽明胃経】の続きをお話ししていきます!

 

 

【気衝(きしょう)】

足の付け根の鼠径溝の中央部と恥骨の中間あたりの拍動を感じるところ

足の血行を促進し冷えを和らげる効果です。

 

【髀関(ひかん)】

太ももの外側の付け根にあります。

足のだるさ、冷えなどに効果的です。

 

【伏兎(ふくと)】

太ももの真ん中で筋肉が1番盛り上がった所

足腰のだるさ、膝痛にも効果があります。

 

【陰市(いんし)】

膝のお皿の上から指4本分上がったところで外側にあります。

膝の痛みに効き足の冷えにも効果的です。

 

【梁丘(りょうきゅう)】

膝のお皿の上外側から指2本分にあります。

胃もたれ、胸焼けや膝の痛みにも効果的です。

 

【犢鼻(とくび)】

膝のお皿の下に窪んだ場所から少し外側にずらすとされに窪んだ所が位置です。

膝の痛み、足のだるさなどに効果的です。

 

【足三里(あしさんり)】

膝のお皿から指4本分下のスネのすぐ外側にあります。

足の血流が良くなったり胃などの消化器系にも効果的で、有名なツボです。

 

【上巨虚(じょうこきょ)】

足三里から指4本分下にあります。

足のむくみや、腰のだるさ、整腸作用があります。

 

【条口(じょうこう)】

スネの筋肉のちょうど真ん中に位置します。

胃が弱っている時やお腹の痛み、また肩の痛み(五十肩など)に効果的です。

 

【下巨虚(げこきょ)】

スネの筋肉の真ん中から指3本下に位置します。

小腸の疾患、下腹部の痛みなどに効果的です。

 

【豊隆(ほうりゅう)】

膝と外くるぶしを結んだ中間地点にあります。

消化管の働きを助ける効果があります。

 

【解渓(かいけい)】

足首を曲げて出来るシワの真ん中、坐骨神経痛、ぎっくり腰、足首の痛みなどに効果的です。

 

【衝陽(しょうよう)】

足の2.3指の間にあります。

食欲低下、足の疲れ、夏バテにも効果的です。

 

【陥谷(かんこく)】

足の2.3指の間を足首方向へ触っていき、関節を越え凹んでいるところ。

鼻の粘膜の状態や胃の働きを助けてくれます。

 

【内庭(ないてい)】

足の指の2、3の間のみずかきにあります。

食べ過ぎたときの胸焼けに効きます。

 

【厲兌(れいだ)】

足の人差し指の外側の爪の付け根にあります。

胃腸を整えたり腹部の張りに効果的です。

 

 

以上が【足の陽明胃経】でした!笑

すごく長かったですけど、基本的に消化器系に効くツボでした!

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