股関節臼蓋形成不全

皆さん、こんにちは!

今回は【臼蓋形成不全】についてお話ししたいと思います!

 

臼蓋形成不全とは?

 

股関節はソケットとボールの様な形をしていて、大腿骨頭が骨盤側のお椀の様な「臼蓋」と呼ばれるソケットの部分に嵌っていて自由な動きができるようになっています。

 

 

しかし、臼蓋形成不全では、ソケット(臼蓋)の部分が不完全なため、ボール(大腿骨頭)がソケットからはみ出ている状態のことをいいます。

 

「臼蓋」は荷重を伝えやすくし、大腿骨の動きを妨げない大きさが骨頭の90%ぐらい覆われていることが、いいバランスと言われています。

 

バランスが悪いと過剰な負荷により関節軟骨は、少しずつ傷むこととなり、最終的には股関節痛となる変形性股関節症になります。

 

 

臼蓋形成不全があっても若いうちは軟骨の厚みは保たれていて、症状はほとんど出ることはありません。

 

しかし、軟骨は少しずつすり始めていることが多く、将来的に発生する変形性股関節症の初期と考えることができます。

 

 

なので、臼蓋形成不全の治療では、症状の軽い初期段階では変形性股関節症への進行予防が目的となり、既に変形性股関節症に移行してしまった場合は、さらなる進行予防と変形性股関節症に対する治療(人工股関節置換術など)を行うことになります。

 

 

股関節の安定性が低下するため、これを補えるのは筋力しかありませんので、股関節周辺のトレーニングが行っていきます。

 

また、状態が強い臼蓋形成不全は比較的早期に変形性股関節症に移行する可能性が高いため、臼蓋を大きくする手術を行う場合もあります。

 

バランスが悪いまま生活をしていると、股関節以外に他の筋肉、関節に負担が掛かり様々な症状に繋がり得ないので身体のバランスも整える必要もあります。

 

 

とも芦屋接骨院では

 

身体の歪み、姿勢をよくする骨盤矯正やその人にあったトレーニングを提案させていただきます。

 

また産後トラブルを改善する産後矯正・交通事故の治療も可能です!

 

昔の様に身体が回復しにくく疲れやすい、身体が硬くなっていると感じてる方がいらっしゃると思います!

 

そんな方も是非当院までお越しください!

 

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