前十字靭帯
皆さん、こんにちは!
今回は膝の怪我【前十字靭帯損傷】についてお話ししていきます!
【前十字靭帯】とは
大腿骨に対して脛骨が前にズレないようにしたり、膝を捻った時も支える役割があります。
【前十字靭帯損傷】の原因
前十字靭帯損傷において、損傷するパターンというのが決まっていて接触型(コンタクト)と非接触に分けられます
そのうち多いのが「非接触型」になり、バスケットボールやサッカー、スキーやスノーボードなどでのジャンプの着地時や急な体勢の方向転換、急停止時などが原因で起こることが多く、接触型(コンタクト)はラグビーや柔道など、膝に直接的な衝撃が加わり損傷することを言います。
【前十字靭帯損傷】の症状として
・受傷直後
膝の痛みや膝の力が抜けるように、急激に膝が曲がって(膝崩れ)しまいます。
・数時間後
靭帯損傷により炎症が起きて腫れたり(水が溜まる)膝の不安定性が出てきます。
重症だと半月板や側副靭帯までも損傷し、膝の曲げ伸ばしが困難になります。
基本的に自然治癒はしません。
スポーツ選手が前十字靭帯を断裂した場合、競技復帰を目標にするのであれば手術をした方がいいです。
逆に一般の方であれば日常生活では支障が出ないことが多いので手術なしにリハビリメインになってきます
靱帯と筋肉は役割が違うので、筋肉を鍛えただけでは膝くずれを100%止めることは出来ません。
しかし、怪我をしたために落ちた筋力を回復するトレーニングは非常に重要です。
前十字靭帯が機能していても、筋力低下によって膝くずれを起こすことがあります。
なので、筋力強化は極めて大切ですが筋力だけで靱帯の機能を完全に補うことは出来ないということになります。