経絡の流れ〜手の厥陰心包経

皆さん、こんにちは!

 

今回は経絡の流れ【手の厥陰心包経(てのけついんしんぽうけい)】についてお話していきたいと思います!

 

スタートは胸の辺りから脇の下を通って前腕の内側のど真ん中、そして手のひらから最後は中指の指先に出ます。

 

 

【天池(てんち)】

乳頭から指2本分ズラしたところにある凹みにあります。

心疾患、喘息、肋間神経痛などに効果的です。

 

【天泉(てんせん)】

脇を閉めた時に出来るシワから肘の方に向かって指2本分下の位置にあります。

動悸、息苦しさ、胸の痛み、腕の内側の痛みなどに効果的です。

 

【曲沢(きょくたく)】

肘を曲げたときにできるシワの上小指側にあります。

動悸、息切れに効果的です。

 

【郄門(げきもん)】

手首と肘のとの中間よりも指1本分手首寄りの位置にあります。

動悸や息切れ、胸部の不快感、胸痛、喉が痛い、咳がひどい時などに効果的です。

 

【間使(かんし)】

手首の内側のシワから指4本分肘の方にいきます。手を握ると手首に出る筋が目印です。

便秘の時に効果的になります。

 

【内関(ないかん)】

手首の内側のシワから指3本分の位置にあり、真ん中を通る筋の上にあります。

乗り物酔い、二日酔い、つわり、頭痛などに効果的です。

 

【大陵(たいりょう)】

手首の内側。手首を内側に曲げた時に出てくるシワの真ん中にあります。

不眠、動悸、不安で落ち着かないときなどに効果的です。

 

【労宮(ろうきゅう)】

手のひらの真ん中、手を握ると中指の先端が手のひらに当たるところ。

ストレスを感じている時、心が疲れている時に効果的です。

 

【中衝(ちゅうしょう)】

手の中指の爪の生え際の親指寄りにあります。

気持ちを鎮めたり、眠気覚ましに効果的です。

 

 

以上が【手の厥陰心包経】になります!

気になるツボがあれば深呼吸に合わして押してみてください!!

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