後十字靭帯

皆さん、こんにちは!

 

今回は膝の怪我【後十字靭帯】についてお話ししていきます。

 

 

【後十字靭帯】とは

 

大腿骨と脛骨をつなぐ2つの靭帯のうちの一つで後にあることからその名で呼ばれています(前方に位置するものは「前十字靭帯」)

 

膝の安定性を維持することや大腿骨に対して脛骨が後方にズレるを食い止める働きがあります。

 

 

【後十字靭帯】の原因は

・スポーツの時に強い力で膝に当たる

・転倒で硬いコンクリートに膝をぶつける

・事故で車のダッシュボードにぶつかる

 

などいずれにしても膝に対して前からの強い力でなることが多いので、膝関節の怪我の中では発生率が低い怪我となります。

 

 

 

症状として

 

関節内に出血が起こり、膝が腫れてくる為、治療としては安静+アイシングが基本となります。

 

しかし、損傷後の不安定感が比較的少ないことも多いため、受傷している事に気がつかない場合もあります。

 

 

後十字靭帯が損傷すると、脛骨が後方にズレるため前十字靭帯が緩くなり前十字靭帯の機能不全を起こします

 

 

しかし前十字靭帯に比べて膝関節の不安定が少なく炎症などが改善すれば日常生活を送ることは可能です。

 

また、後十字靭帯は血流が豊富な関節包と近いため治癒する可能性が高くなっています

 

 

そのため治癒としては、軽度であれば保存療法(手術をしない治療)の場合が多く膝周りのトレーニングや装具などでカバーができることが多いです。

 

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