お灸の効能

お灸

東洋医学のひとつである鍼灸治療は世界的にも認知度が上がってきました。

 

東洋医学のコンセプトのひとつである《未病を防ぐ》を温熱刺激によって行い、自然治癒力を高め、冷えや自律神経の乱れを整えてくれます。

 

お灸とはもぐさと呼ばれるよもぎの葉の裏側にある部分を使用し、チネオールと言われる精油成分やタンニンを多く含んでおりそれを燃やすことによってお灸独特の香りや薬効成分によりからだの循環や神経系を整えてくれます。

 

お灸の効果

・冷えの改善

・リラックス効果、鎮痛作用

・血行促進

・ホルモンバランスの調整

・不妊

 

 

冷えの改善

最大の特徴はやはり温熱刺激による循環改善です。

 

表面を温熱刺激により皮膚→筋肉や血管→内臓と深部にまで達し循環改善に効果があります。

 

からだは温めることにより細胞が活性化し、血管が拡張するので悪い物を流して処理してくれます。

 

 

リラックス効果、鎮痛作用

もぐさを燃やすと独特の香りがします。

 

チネオールやタンニンの成分である強力な殺菌、鎮痛作用が皮膚より浸透し痛みを和らげる作用があります。

 

血行促進

上記で説明した通り温熱効果による循環改善で血行が促進されます。

 

ホルモンバランスの調整

温熱刺激や薬効成分(チネオール・タンニン)により治そうとする働きのある白血球が集まり免疫力や自律神経が整えられます。

 

 

またHSP(ヒートショックプロテイン)と呼ばれる作用により痛んだたんぱく質を修復する働きで細胞が活性化されるので代謝が高まり自律神経が整えられます。

 

HSPとは

ヒートショックプロテインは傷ついた細胞を修復するたんぱく質のことです。

からだを40〜42度で温めることによりその機能は高まります。また運動やストレスでも増えますが一番はお風呂などでからだを温めることが手軽におこなえる方法です。

42度のお風呂で10分浸かりましょう!

それを週二回ほどやると効果的です。

 

不妊

からだが冷えたり、ホルモンバランスが崩れたり、自律神経が乱れると生殖機能が衰えます。

 

現代人は低体温の人が多く細胞の活性が悪くなりより不妊に陥りやすいです

 

そこでお灸による温熱効果による体質改善とHSPによる細胞の活性化で生殖機能を元に戻します。

 

 

《病は万病の元》と言われているように冷えはからだの免疫力や自律神経系を乱します。

 

現代人は低体温の人が多いのでまずは常温まで体温を上げるようにしましょう!

 

それにはお灸がより効率的で手軽にできるので是非やってみましょう

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