甘酒について
甘酒といえばテレビでもよく取り上げられる場面が増えて甘酒ですがとても健康や美容面で期待されている飲み物です。
甘酒は昔から飲まれておりその歴史は古墳時代にさかのぼります。
今では冬や正月に飲むイメージですが昔は夏バテ予防に甘酒が飲まれていました。
今回はそんな甘酒の効果についてお話ししていきたいと思います。
甘酒の成分
・ビタミンB
・食物繊維
・オリゴ糖
・ブドウ糖
・アミノ酸
これらの栄養素はいわゆる栄養剤としての点滴と同じ成分なので《飲む点滴》と言われています。
ビタミンB群
ビタミンはあらゆる酵素の補酵素として働き、肌の潤いを保ち皮膚や粘膜の保護をし、私たちのエネルギーを作り出す代謝ビタミンと呼ばれています。
ビタミンBの記事はこたら↓↓
食物繊維
食物繊維には脂質や糖分の吸収を抑え腸内環境を整える作用があります。
また善玉菌を増やして便通をよくします。
オリゴ糖
腸内環境を整えるビフィズス菌のエサになるのがこのオリゴ糖です。
ビフィズス菌は嫌気性であり酸素を嫌うので地上の食べ物では存在できない性質があるのでこのオリゴ糖を摂取することでビフィズス菌を増やし善玉菌を増加させることができます。
ブドウ糖
人間の生命維持を支えるエネルギーになります。
頭を使うのもからだを動かすのもブドウ糖が必要でありガソリンみたいなものです。
アミノ酸
アミノ酸はたんぱく質の材料でありからだの組織はたんぱく質で支えられています。
骨・内臓・筋肉・細胞など全てアミノ酸は必要です。
甘酒の効果
・肌の潤いを保つ
・腸内環境を整える
・ダイエット
・疲労回復
・ストレス軽減
肌の潤いを保つ
甘酒の中に含まれる麹酸はメラニンの生成を抑えてしみやくすみや日焼け抑制してくれます。
また、ビタミンB群が豊富なので皮膚や粘膜を保護する役割もありその美白効果から化粧品などにも使われています。
腸内環境を整える
食物繊維が豊富なため善玉菌を増やし消化、吸収を助けます。
オリゴ糖も豊富なためビフィズス菌のエサとなりより善玉菌を増やすことができます。
腸内環境の記事はこちら↓↓
ダイエット
上記であげた腸内環境が整い、善玉菌が増えることでより上質な栄養の消化や吸収ができることになります。
余計な脂肪は吸収しないので太りにくいなり、基礎代謝をあげることができます。
疲労回復
飲む点滴と言われるように必要な栄養素がとてもたくさん含まれます。
からだにとって必要不可欠な栄養素なので滋養強壮作用があります。
ストレス軽減
甘酒にはストレスを和らげ神経を落ち着かせる効果があります。
アミノ酸とコウジ酸がとても豊富でありGABAと言うアミノ酸がストレスを和らげ神経を落ち着かせる働きがあります。
また、就寝前飲むことによりリラックスをもたらし良質な睡眠を得ることができます。
このように甘酒には《飲む点滴》に相応しい効果が十分にあります。
しかし、注意が必要なのが甘酒にも種類があり酒粕から作る甘酒と米麹から作る甘酒があり飲む点滴と呼ばれるのは米麹から作る甘酒です。
酒粕で作る場合はアルコールを含んでいるのでどうしてもカロリーが高くなってしまい子供やお酒が苦手な人は飲むことができません。
しかし、酒粕から作る甘酒のほうか栄養価は豊富なのでカロリーを気にしない人にはオススメです。
うまく使い分けて健康的なからだ作りをしていきましょう!