高次脳機能障害とは

高次脳機能障害(高次脳障害)とは

 

高次脳機能障害とは、事故や病気などによって脳が損傷を受けた結果、記憶力や注意力、判断力、感情のコントロールといった脳の高度な働き(高次脳機能)に障害が生じる状態を指します。

 

脳卒中(脳出血・脳梗塞)、脳外傷、脳炎、低酸素脳症などが原因で発症することが多く、外見には明らかな障害が見られないこともあるため、周囲から理解されにくいという特徴があります。

 

主な症状

高次脳障害の症状は多岐にわたります。

代表的なものとして、記憶障害(新しいことが覚えられない、過去の記憶があいまいになる)、注意障害(集中力が続かない、複数のことを同時に処理できない)、遂行機能障害(計画を立てて物事を進められない)、社会的行動障害(感情のコントロールができない、他人との関係に問題が生じる)などが挙げられます。

 

これらの症状により、仕事や日常生活に支障が出ることが少なくありません。

 

診断とリハビリ

診断は、神経心理学的検査や画像診断(MRI・CTなど)を用いて行われます。

見た目では分かりにくいため、詳細な問診と家族や周囲の人からの情報も重要です。

治療・支援の中心はリハビリテーションで、医師、作業療法士、言語聴覚士、心理士など多職種が連携して行います。認知機能の回復や、障害の影響を補うための訓練、生活上の工夫が含まれます。

 

社会的支援と課題

高次脳障害は外見から分かりにくいため、職場復帰や社会参加の過程で「怠けている」「やる気がない」と誤解されることもあります。

このため、本人だけでなく周囲の理解と支援が不可欠です。

日本では高次脳機能障害支援モデル事業や、障害者手帳の交付など支援制度が整備されつつありますが、地域によって支援体制に差があるなどの課題も残ります。

 

まとめ

高次脳障害は、脳の損傷により日常生活にさまざまな困難を引き起こす障害です。

 

見た目に現れにくいことから、本人の苦しさが理解されにくく、孤立してしまうケースもあります。

 

正しい知識と理解、そして包括的なリハビリや社会的支援が、当事者の生活の質を向上させるために欠かせません。

 

 

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