骨粗鬆症

今回は【骨粗鬆症】についてお話していきます!

 

骨の量(骨密度)って気にしたことありますか?

 

成長に伴ってどんどん増えていき、男女ともに20歳前後でピークを迎えます。

 

骨は「リモデリング」といって、少しずつ溶かされ(骨吸収)また新たに作られる(骨形成)が日々繰り返しています。

 

簡単にいうと家のリフォームと似ています。

古くなったところを壊して新しい部分をまた作り替えて新品同様に戻すことを体内ではずっとやってくれています。

 

ただこのバランスが壊れ、溶かすこと(骨吸収)が早くなり、作られる(骨形成)が間に合わない場合に骨密度が低下すると言われていて、
骨折しやすくなった状態のことを

【骨粗鬆症】といいます。

 

これ自体で痛みなどはないですが、転んだり、尻もちをつくなどちょっとしたことで骨折をしやすくなります。

 

骨折を起こしやすい場所

・腰

・太ももの付け根

・手首

・肩付近

 

などです。

 

 

特に背中、腰の圧迫骨折を起こすと、背中が丸くなったり、身長が縮んだり、寝たきりの原因になることもあります。

 

どんな人が【骨粗鬆症】が多いのか

特に女性に多いといわれ患者の80%以上が女性といわれています。

なぜなら、女性ホルモンの1つである「エストロゲン」が骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあるので閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと、急激に骨密度が減り、男性と比べて早く骨密度が低くなるからです。

 

また、若い女性でも極端なダイエットをすると成長期に丈夫な骨をつくる大事な時期になるので将来の骨密度に悪影響を及ぼします。

 

運動量が少ない人も、注意が必要です。骨は負荷がかかるほど、骨をつくる細胞が活発になりますので、外出する機会が少なかったり体を動かす習慣がない人は骨が衰えやすいです。

 

 

なので悪くならないように、しっかりと運動をして予防していきましょう!

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