血圧

皆さん、こんにちは!

【血圧】とよく聞くけどどれぐらいがいいとか結局なんの関係があるの?

と普段血圧を測らない方はピンと来ない方が
多いイメージです!

なので簡単に今回は【血圧】のお話しをしていきたいと思います!

【血圧】とは、

心臓から送り出された血液が「血管」の内壁を押す力(圧力)のことをいいます。

例えば、

水道のホースをイメージして下さい。

水を流すとホースがパンパンになって勢いよく水が出ますよね?
この時、ホースには高い「水圧」がかかっています。

逆に、
水を緩めて少ししか流さなかったら
そこまでホースは張らずに水も普通に流れるだけになります。

また、
ホースを押さえつけるとそこから後ろの
ホースはパンパンになることがイメージできます。

これと同じように【血圧】も心臓から
送り出す血液の量とそれを流す血管の通りづらさなどで決まります。

【血圧】は大きく分けて5つで決まります。

・心拍出量

・末梢血管抵抗

・血液の粘着度

・循環血液量

・大動脈の弾力

これらの数値が上がれば【高血圧】となります。

【最高血圧】と【最低血圧】

血圧計の上の方に表示される数字が
【最高血圧】になります。
心臓が血液を送り出すために、心臓の筋肉を
収縮させた時の圧力のことをいいます。
他には、
「最大血圧」ともいわれています。

【最高血圧】の下に出る数字が【最低血圧】になります。
これは逆に血液が心臓に戻ってきて、
心臓がふくらみ次に送り出す血液を
ためている状態の時の血圧を【最低血圧】と
なります。
他には、
「最小血圧」ともいわれています。

この【最高血圧】と【最低血圧】を測ることによって血圧の正常値はどうかと判断していきます。

血圧の正常値は「家」と「病院(診察)」で変わってきます。

家での血圧は
【最高血圧】が135mmHg
【最低血圧】が85mmHg未満

診察での血圧は
【最高血圧】が140mmHg
【最低血圧】が90mmHg未満

と言われています。

【高血圧】になるとどうなるか

通常よりも高い圧力が血管にかかり続けることになり、この状態が長年続くと、血管の内壁が荒れて分厚くなってしまい、血管の柔軟性(弾力性)がなくなります。これが
「動脈硬化」と呼ばれる症状です。

他には血管の内壁が荒れて分厚くなることで、血液の通り道が狭くなり、血液が流れにくくなるのでその動脈から運ばれてくる血液を頼りにしているからだの組織は、酸素が不足してしまいます。

また、動脈が狭くなってしまうことで、血の塊(血栓)ができやすくもなります。
血栓が動脈を完全に塞いでしまうと、その血管から酸素や栄養が届かなくなったからだの組織は死んでしまいます。
こうして死んでしまった心臓や脳の部分のことを「梗塞」と呼びます。
よく耳にする心筋梗塞や脳梗塞がこれにあたります。

【低血圧】の場合
主に3つに分類されます。

・「本態性低血圧」
原因が特に無く血圧が常に低い状態で、めまい、頭痛、耳鳴り、肩こり、倦怠感、不眠等、様々な症状を起こします。

・「起立性低血圧」
横になった状態から急に立ち上がったりすると立ちくらみやめまい等の症状を起こします。

・「症候性低血圧(二次性低血圧)」
何らかの病気が原因で血圧が下がっています。

どっちの血圧の数値も高くても怖い病気。
しかし、中々普段測らない方は気づきにくい病気です。

やはり、予防するには生活習慣を見直すが大切になってきます。

季節の変わり目で血圧の変化もしやすい時期なのでお気をつけてお過ごしください!

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