腓骨筋炎

皆さん、こんにちは!

今回は【腓骨筋腱炎】についてお話ししていきます!

 

【腓骨筋腱炎】とは

腓骨の外側に付着している「長腓骨筋腱」と「短腓骨筋腱」を合わせた「腓骨筋腱」と呼ばれる場所に何らかの原因で炎症が起きた状態のことを言います。

 

腓骨筋はつま先を下げる働きがあるのでよくランニングやウォーキングをする方に多く見られます。運動によるオーバーユース(使いすぎ)などによって炎症を起こし発症します。

 

症状としては以下のようなものがあります。

 

 

・足の甲に痛みが出る

・くるぶしの外側に刺すような痛みが走り、腫れがある

・くるぶしの周囲を押すと痛い

・身体の重心を足の外側にかけると痛い

・日常生活の歩行でも痛みを感じる

・足の屈伸など、腓骨が引き伸ばされる動きをすると痛い

・一歩目を踏み出す時に特に痛みが出やすい

・ランニングの1週間後でも足の痛みが治まらない

など痛みが現れる部位にも特徴があります。

 

 

【腓骨筋腱炎】の原因

 

かかとの骨の傾きや普段の歩き方・走り方の癖や過度の運動による負荷が腓骨筋腱炎の原因となっています。

 

他には、足首の捻挫なども大きな要因となります。
足首が内側に捻られ足関節周囲の靭帯が損傷する事によって、腓骨筋が収縮して捻挫を防ぐために必死に働きます。

その収縮により腓骨筋に負荷がかかり腓骨筋腱炎になる可能性が高くなります。

 

 

治療として、

 

炎症が強く腫れなどの症状がみられる場合は患部のアイシングをし運動を中止して安静にしてもらいます。
その症状がおさまれば足首周囲の筋肉をマッサージ・ストレッチ・鍼治療・運動療法などで筋肉を緩め痛みを軽減していきます。

 

【腓骨筋腱炎】は練習後のケアをしっかりとすることで再発の予防にもなるので練習後のケア方法などもしっかりと指導さしていただきます!

 

 

普段の姿勢・歩き方もとても重要となりますので姿勢をベースに治療するとも芦屋接骨院にお任せ下さい!!

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