経絡の流れ~足の太陰脾経②

皆さん、こんにちは!

今回も経絡の流れ【足の太陰脾経】について続きをお話しします!

 

【足の太陰脾経】

 

足の母指内側から始まり、下肢の内側を上り、腹部を通り、胸部で終わる流れで主に心臓周り、足の疲れ、痛み腹部膨満感、全身の倦怠感

などといった症状に効果が期待できます。

また、女性疾患に有名なツボもあります。

 

【箕門(きもん)】

膝のお皿の内側上辺の角から手を横に置いて、2つ分ほど上の筋肉と筋肉の間のへこみ部分、鼠径部の痛み、尿道炎、婦人科疾患、生殖器

などの病気にも効果的です。

 

【衝門(しょうもん)】

鼠径部の中央拍動を感じる所がありますが、その外側になります。

冷えが原因で起こる腹痛や足のむくみ、骨盤まわりの筋肉を弛緩させるのにも効果的です。

 

【府舎(ふしゃ)】

鼠径部の中央から上に指2本分の所にあります。

便秘または下痢気味な方に効果的で、特に妊婦さんの便秘に効果があります。

 

【腹結(ふっけつ)】

おへそから指1本下、横に指4本分の位置にあります。

便秘や下痢などに効果的です

 

【大横(だいおう)】

おへそより横へ指4本分の位置にあります。

大腸の症状やお通じや生理の働きもスムーズになります。

 

【腹哀(ふくあい)】

おへそから上に指4本、そこから横に指5本分の位置にあります。

腹痛、便秘などに効果的です。

 

【食竇(しょくとつ)】

乳頭の外側5センチのとこあります。

胸部痛、肋間神経痛、腹部膨満感などに効果的です。

 

【天渓(てんけい)】

乳頭から外側に指3本分外側にあります。

肌の乾燥、肌荒れ、目尻の小ジワなどの美容におすすめのツボです。

 

【胸郷(きょうきょう)】

天渓から指2本分上になります。

咳き込み、肺炎などの呼吸器系疾患などに効果的です。

 

【周栄(しゅうえい)】

胸郷から指2本分上になります。

呼吸器系疾患、心臓疾患に効果的です。

 

【大包(だいほう)】

みぞおちから真横に引いた線と脇から真下に降ろした線とが交わる位置にあります。

肋間神経痛や全身の痛み咳などに効果的です。

 

 

以上が【足の太陰脾経】でした!

気になるツボがあったら深呼吸しながら

じわっ〜と押してみてくださいね!

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