東洋医学について

最近CMなどでも取り上げられていた《未病を防ぐ》まさに東洋医学の考え方です。

 

知名度が以前よりも上がってきているのに対してどんなものなのか?どう言った治療法なのか全然知らない人が多いと思います。

 

今回はそんな東洋医学について少し説明していきます。

東洋医学とは

未病を防ぐと言うように病気になる前に食い止めることをいいます。

人間には自然治癒力が備わっており怪我や病気をしたとしても治そうという働きがあります。

 

それを最大限に活かす治療法や考え方が東洋医学の基本的な考え方です(例えば漢方や鍼灸など)西洋医学はからだの中で異常が発見されたら手術や薬物療法なとでその病気を取り除くことを主にする治療法であり、逆に東洋医学は検査結果などに異常がなく不定愁訴と診断された時に鍼灸や漢方を使ってからだのバランスを整え自然治癒力を最大限に発揮させることを主としています。

 

考え方

・陰陽論

・五行論

 

 

陰陽論とは

全ての物は陰と陽で構成されており、ふたつに分けることができます。

陰の特徴としてゆっくりで固まりやすくからだの内側で収束し静かで冷たい性質です。

陽の特徴として早くて活動的でからだの外側で発散し熱い性質です

 

例えば

男と女、体幹と手足、背と腹、太陽と月、右と左、朝と夜、表と裏、夏と冬などなど全ての物はふたつに分けることができますね!

 

人間のからだも陰陽に分けることができ、ふたつがバランスが取れた状態が健康と考えます=中庸

 

陰陽の特徴として

・お互いがバランスをとっている=中庸

・どちらかが強ければ他方は弱まる=陰陽消長

・陰が極限に達すると陽にかわる=陰陽転化

 

 

中庸とは

上記で説明した通り人間のからだは常にバランの取れた状態にしようとするはたらきがあります。陽が50%に対して陰も50%が最も健康と言える状態です。

しかし、これが崩れて一方が強まるとからだは不調を訴えたり病気になるということです。

 

陰陽転化

簡単に説明すると、仕事し過ぎた後は何もやる気が起こらなくなり何もしたくなくなる。

仕事は活動的で陽の性質ですがそれをやり(陰陽転化)

 

陰陽消長

人間のからだを10として陰陽が5対5の状態が健康ということですが、それが6対4になったり7対3になったりと変化していくことを陰陽消長と考えます。

 

全てはバランスが取れている状態を健康と考えますからこれが崩れるとからだは不調を訴えていき病気になってしまうのです。

 

 

相反する物は相補う

人間や万物のものは全てバランスが取れた状態を健康と言いました=中庸

一方が強くてもダメであり弱くてもダメ!

 

 

朝があり夜がある、からだがあり手足がある、夏があり冬がある、前があり後ろがあるのと同じで一方だけではダメなのです。

 

男女でもどちらかが強くてもダメでありお互い補わなければ成り立たない!

 

嫌な部分に目をつむってしまっても成長はないということです。

 

今回は東洋医学の基礎的な考え方を説明しました。

 

全てはバランスが重要です!

 

心もからだもバランスがとれた状態を目指して健康的なからだづくりをしていきましょう!

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