マヌカハニー

マヌカハニーと言う言葉を聞いたことあるでしょうか?

 

数年前から注目が集まっているマヌカハニーですがどう言う効果があるのか知らない人が多いと思います。

 

今回はそんなマヌカハニーについてお話ししていきます。

 

 

マヌカハニーとは

ニュージーランドに自生するマヌカの木から採れる蜂蜜のことを言います。別名復活の木

 

日本で主に好まれているレンゲやアカシアやトチノキと違いメチルグリオキシナールと過酸化水素を含唯一の蜂蜜であり普通の蜂蜜よりもとても殺菌作用が強いです。

 

 

・メチルグリオキシナール

・過酸化水素

 

 

メチルグリオキシナール

マヌカハニーがとても強力な抗菌作用があるのはこのメチルグリオキシナールを含んでいるからです。

 

このメチルグリオキシナールはケトン体とアルデヒドの両方の作用があるのでたんぱく質の性質を変化させることによりピロリ菌や大腸菌などの悪玉菌の除菌により腸内環境を整える作用があります。

 

また、風邪やインフルエンザの予防をはじめ花粉症や糖尿病や虫歯や皮膚疾患やアンチエイジング作用など様々な効果があります。

 

特にピロリ菌は日本の50代の80%は保有していると言われていますからその効果は特に期待されています。

 

 

どう言う作用か?

人間のからだは約60兆個の細胞があります。

 

しかしその数は決まっており古くなった細胞は新しい細胞に替わって常に新しくなっていきます。

メチルグリオキシナールはこの細胞を新しくするためにアポトーシスと呼ばれる《細胞の死》を誘発させます。

 

そうすることにより細胞か新しく入れ替わり人体の恒常性維持=ホメオスタシスが行われていきます。

 

過酸化水素

薬品としての過酸化水素は消毒薬殺菌に使われるようにマヌカハニーに含まれる過酸化水素は体内の毒素や悪玉菌や外傷時の殺菌に使われます。

 

過酸化水素は他の蜂蜜にも含んでおり、過酸化水素のみでは体内の酵素で分解されてしまいます。

 

マヌカハニーは他の蜂蜜と違うのは過酸化水素にさらにメチルグリオキシナールが含まれているからです!

 

 

 

上記で説明した通り他の蜂蜜には過酸化水素が入っており殺菌作用があるのですが体内の酵素で分解されやすくその効果が薄まってしまうのですが、このメチルグリオキシナールの強力な抗菌作用があることによりその相乗効果でとても強力な抗菌作用が生まれます。

 

 

何故マヌカハニーに多いのか?

マヌカの花の蜜にジヒドロキシアセトンと言う物質と少量のメチルグリオキシナールが含んでおり、それがミツバチによって巣内で熟成されジヒドロキシアセトンが減りメチルグリオキシナールが増える転化が起きます。

 

この転化こそがマヌカハニーの食品メチルグリオキシナールによる強力な抗菌作用の誕生です。

 

このような組み合わせがマヌカの木が奇跡の木と呼ばれる所以ですね!

 

 

マヌカハニーの注意点

マヌカハニーの生産量が年間1600万トンに対して世界の年間生産量が10000万トンと言われています。

 

何故?ってなりますよね!

 

そこで気をつけなければならないのはマヌカハニーの含有量です。

 

表記法はUMFやMGOやMGSと書かれておりUMFとMGSはフェノール液の何パーセントに相当するかを記載しています。

 

MGS10、UMF10だとフェノール液の10%に相当すると言うことです。

 

MGOはマヌカハニー1Kgに対してメチルグリオキシナールがどの程度入っているかMGO300だったらマヌカハニー1Kgに対して300mg入っていると言うことになります。

 

UMF10、MGO100以上の数値はニュージーランドの病院では薬として処方されています。

 

このように天然の薬としても効果のあるマヌカハニーをしっかり摂ることによって健康的なからだを作ることができるので試してみましょう!

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