側湾症

皆さん、こんにちは!

 

今回は【側弯症】についてお話ししていきます!

【側弯症】とは

正面からみて背骨が左右に弯曲する病気です。

 

本来背骨は、前からみると真っ直ぐですが、横からみると緩やかなS字型になっていて、バランスをとって身体を支えています。

 

その形が崩れてしまうと「脊柱変形」といい、身体が捻れてきて腰の痛みが出たり、シビレなど出てきて日常生活に支障きたしてしまいます。

 

多くは小学校高学年から中学生の女子に見られます。

 

女性の方は小中学校の時の検診覚えてないですか?

 

立ったまま前屈やらなかったですか?

 

あれはこの【側弯症】のチェックをしていたのです。

 

側弯症が軽ければそのままにしておいても、痛みも捻れもなく成長と同時に進行も止まります。

 

しかしある程度以上に変形してしまったものをそのままにしてしまうと、少しずつ進行し、内蔵が圧迫されますので

 

腰背部痛や心肺機能の低下がでてくる

 

怖い病気です。

 

原因不明で側弯症になる

・特発性側弯症

 

生まれつきでなる異常

・先天性側弯症

 

があります。

 

ほとんどが「特発性側弯症」といわれており、子供の頃は大丈夫でも怪我や加齢など変形してしまう方が非常に多いです。

 

お子様は大丈夫でしょうか?

 

学校の検診以外でもお家でも簡単にチェック、する方法があります。

 

まず立ったまま

・肩の高さに左右差があるか

・ウエストラインが左右対称であるか

 

次に手の平をあわせ肩の力を抜き前屈をする

・肋骨、腰に左右のもりあがり(筋肉)があるのでその高さをみる

裸で見てもらった方が分かりやすいので
やってみて下さい。

【側弯症】になった場合

軽度でも骨自体の曲がりを変えることは難しいです。

重症の場合は手術しかありません。

 

子供の時期は装具をつけて、悪化を防ぐことは可能ですが、真っ直ぐに戻すなら手術が必要です。

 

手術もメリット、デメリットがあるので、病院と相談が必要です。

 

また、骨が弯曲することによって硬くなった筋肉の緊張をとったり腰背部の痛みを軽減することは当院でも出来ますので

 

1度気になる方はご相談ください!

 

 

 

前の記事

ビタミンE

次の記事

腓骨神経麻痺