更年期障害

更年期障害今回は女性にとっては悩ましいですが男性にも少なからず発症することのある更年期障害についてお話をしていきます。

 

更年期障害とは

別名《ホットフラッシュ》と言われ、簡単に言えばホルモンバランスの乱れです。

女性は更年期前になるとだんだんと閉経に近づき卵巣機能の低下で黄体ホルモンの量が減っていきます。

 

40歳過ぎになると黄体ホルモン量が急激に減りそのホルモンバランスの乱れが更年期障害を引き起こします。

 

また脳内にある視床下部と呼ばれているところでも黄体ホルモンを誘発するためのホルモンがあり、そこからの命令が卵巣に伝わって黄体ホルモンがでるのですが脳からの命令がうまく伝わらずに混乱を引き起こします。

 

視床下部は自律神経の中枢、体温調節中枢、本能行動を司っているところなのでそこが混乱するといろいろな問題が起こります。

 

更年期障害の特徴

・のぼせ

・不眠

・ほてり

・疲れやすい

・手足のしびれ

・イライラ

・多汗

・だるさ

・冷え

・頭痛

・乾燥

 

 

あげたらきりがないくらいでてきます!

 

それほど大事な視床下部の自律神経のバランスが崩れるとからだに大きな影響ですね!

 

また更年期障害は閉経前の女性だけとは限りません。

20代でも30代でもその症状がおこる確率は十分にあります。

 

それは生理不順やストレスやダイエットのせいです。

 

過度なダイエットはストレスを感じてしまい、また仕事や家庭などでのストレスで自律神経系を乱してしまいます。

 

その結果脳の視床下部からの伝達がうまくいかず更年期障害が起こります。

 

このように若い人がなる更年期障害を若年性更年期障害といいます。

 

また、最近は男性にも更年期障害がみられようになってきました。

 

男性による更年期障害

男性の場合は精巣にある男性ホルモンの低下によりうまく脳との連携が測れないために発症しまたストレスも非常に関与します

 

またその症状は

・不眠

・不安

・イライラ

・倦怠感

・精力減退

・鬱

・ED

 

などなど肉体的にも心身的にも影響がありますね。

 

具体的にどうしたらいいのか?

女性の場合はどうしても避けられない閉経があるのでなるべくからだにストレスを溜め込まないようにすることが大事です。

 

また日々の運動をすることによって気分転換だったりストレス軽減や筋骨を若々しい状態に変えてくれます。

 

またミネラルをバランス良くとることにより自律神経系を整えてくれます。

 

男性の場合も同様にストレスを溜めないように心がけることが大切です。

 

またホルモン補充療法や漢方なども効果があります。

 

なるべくならないように心がけるのが一番ですがもしなってしまった場合でもこれらを心がけるようにすれは症状軽減に繋がります。

 

上手に付き合い自分のからだと対話しながら健康的なからだづくりをしていきましょう!!

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