上腕骨外科頚骨折

高齢者に多く発生する骨折のひとつ

 

【上腕骨外科頸骨折】についてお話していきます!

 

【上腕骨外科頸骨折】とは?

上腕骨の付け根(近位端部)で起こる骨折で交通事故や転落で肩を強打しないとめったに折れないような所ですが高齢者では骨粗鬆症により骨が弱くなっている分骨折してしまいます。

 

【上腕骨外科頸骨折】の原因は?

ほとんどは手をついたときに骨折します。

 

若い方が転倒したときに手をつくと骨が折れる前に脱臼することが多いですが、高齢者では骨が耐えきれず折れてしまいます。

 

【上腕骨外科頸骨折】の症状は?

この骨折は手のつき方によって変わってきます。

 

上腕骨は肩に近い方は近位骨片遠い方(肘の方)は遠位骨片と呼びます。

 

遠位骨片が外側にいけば

「外転型」

 

遠位骨片が内側にいけば

「内転型」

 

 

となり、2種類に分けられます。

 

 

・外転型

三角筋(肩の外側の筋肉)に腫れや内出血がおきて動かしたときに骨が擦れる音がします。

 

・内転型

自分の三角筋を見ればわかりますが普通二の腕と比べてボコっと出ていると思いますがこの膨隆がなくなります。

また、反対の手で腕を持って動かし手を離すと骨折をした位置に腕が戻ってしまいます。(弾発性固定)

 

他に数日後に肩から胸部、上腕部に皮下出血が起きます。

 

神経も損傷する場合があるため、手が上がらなくなったり筋肉低下や感覚が鈍くなったりします。

 

骨折ですから、固定するわけですが、手指の腫れを軽減するために手指の運動を積極的に行ったり痛みや腫れの程度をみて可動域訓練を行っていきます。

 

 

とも芦屋接骨院は

全スタッフが国家資格を持っています。

なので骨折後の治療、リハビリもできます。

 

骨折、脱臼の際は1度ご相談ください!また産後のトラブルを改善する産後矯正・骨盤、姿勢が気になる方の骨盤矯正・交通事故の治療もできますのでお問い合わせください!

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