経絡の流れ~足の太陰脾経①

皆さん、こんにちは!

今回も経絡の流れ【足の太陰脾経】についてお話しします!

 

足の母指内側から始まり、下肢の内側を上り、腹部を通り、胸部で終わる流れです。

 

主に心臓周り、足の疲れ、痛み、腹部膨満感、全身の倦怠感などといった症状に効果が期待できます。

また、女性疾患に有名なツボもあります。

 

【隠白(いんぱく)】

足の親指のツメの生え際の内側の角に位置します。

お腹の張り、急性胃炎、足の痛みなどに効果的です。

 

【大都(だいと)】

足の親指付け根の大きな関節の前方のくぼみ、花粉症の症状に効果があり、胃痛み、腹部の張り、生理不順、足の冷えなどにも効果的です。

 

【太白(たいはく)】

足の親指(側面)付け根の下にあります。

食欲不振、消化不良などに効果的です。

 

【公孫(こうそん)】

足の親指の付け根から踵に向けて触り、指の止まるところ、ちょうど土踏まずのアーチの中央部で一番高くなった部位にあるツボです。

 

足底部からの疲れや痛みや弱った消化器機能を高めます。

 

【商丘(しょうきゅう)】

内くるぶしの少し前斜め下にあります。

胃が弱っているとき、全身の倦怠感、大腸の不調を整えてくれますのでお腹の張りなんかにも効果的です。

 

【三陰交(さんいんこう)】

内くるぶしから指4本分上の位置になります。

 

冷え症や胃腸を元気にする効果や女性特有の生理痛や生理不順などにも効果的です。

 

【漏谷(ろうこく)】

スネの内側の真ん中、骨の際にあります。

足のむくみや冷え、こむら返りなどに効果的です。

 

【地機(ちき)】

足の内くるぶしから上の方へなぞっていくと、膝下で太い骨にあたるので、指5本分下の位置にあります。

腹部膨満感、倦怠感、足のむくみ、女性的疾患として、生理不順などに効果的です。

 

【陰陵泉(いんりょうせん)】

足の内くるぶしから上の方になぞっていき、膝下にあたる太い骨の位置あります。

 

お腹の冷え、消化不良や膝の痛み、むくみなどに効果的です。

 

【血海(けっかい)】

膝のお皿の上、内側の角から指3本上に上がった位置にあります。

 

老廃物の排出を助けてくれたり、変形性膝関節症の膝痛にも効果があります。

 

 

残りはまた次回書いていきます!!

前の記事

内側側副靱帯