経絡の流れについて
皆さん、こんにちは!
今回は【経絡(けいらく)】についてお話ししていきます。
【経絡】という言葉は聞いた事がない人がほとんどではないでしょうか。
「東洋医学と西洋医学」のお話しでもあった様に「東洋医学」では【経絡】という言葉があります。
【経絡】とは
身体を巡る「気」や「血」の通る道、簡単に言うと「道路」や「線路」みたいなものです。
経絡(けいらく)の「経」は「経脈(けいみゃく)」といって「縦糸」を意味して人体を縦に走行するものになります。
経脈は大きく分けて2種類存在して
・正経十二経脈
内臓とつながって流れていて、手に「三陰三陽」足に「三陰三陽」で構成されています。
・奇形八脈
正経とは別に独立した経脈で督脈(とくみゃく)、任脈(にんみゃく)に並ぶ8つから成り立っています。
なので、身体の縦に流れる線路は12本あることになります。
(正経12本と督脈、任脈の2本を合わせて十四正経と呼ばれることも)
「絡」は「絡脈(らくみゃく)」といい、「まとう」「からまる」といった意味で経脈から分かれた支脈のことです。
川で言えば支流の部分にあたります。【絡脈】も2種類あり
・十五絡脈
経脈から分かれた大きな支脈
・孫脈
更に絡脈から分かれた支脈でどんどん細かくなるイメージです。
ちなみに、
・十二経筋
(十二経脈上の筋肉や関節にある)
・十二皮部
(十二経脈上の皮膚にあり、六経皮部ともいいます。)
といった経絡とは違い実際に触れることができるものです。
以上が【経絡】についてになります。
皆さん、分かりましたでしょうか!
簡単には説明してきましたが、漢字が多くて難しいですね笑
次は経穴についてお話したいと思います!