人工膝関節

今回は【人工膝関節】についてお話ししたいと思います。

 

変形性膝関節症や関節リウマチなどで傷んで変形した膝関節の表面を取り、人工関節に置き換える手術です。

 

そもそも膝関節とは

・大腿骨(太ももの骨)

・脛骨(すね)

・膝蓋骨(お皿)

 

 

から構成されている関節です。

走ったり、ジャンプをした時に骨同士がぐらぐらしないように筋肉や腱で支えられています。

 

膝が曲げたり伸ばしたり出来るのは脛骨の上を大腿骨がすべり転がることで膝の曲げ伸ばしが可能になっています。

 

関節内の骨の表面には軟骨と呼ばれる水分の多いクッションのようなもので覆われていて関節がスムーズに動くように出来ています。

 

他に脛骨と大腿骨の間に「半月板」という柔らかい組織があり2つの骨への衝撃が吸収されるようになっています。

 

あと、膝関節は「関節包」といった袋に包まれておりその中は「関節液」と呼ばれる液体で満たされています。

 

この「関節液」は関節を滑らかに動かす潤滑油の役割と軟骨に酸素や栄養を与えています。

 

よく「膝に水が溜まっている」と言われますが、この「関節液」が何らかの原因で炎症を起こし異常に増えることによって起きることです。

 

ちなみに普段歩いたりすると思いますが、普通に歩いているだけで膝の負担というのはおよそ3倍と言われていおり、階段をのぼると約7倍とすごく膝に負担がかかっています。

 

若い方はクッションである軟骨や筋肉がしっかりしているのでなんともないですが、歳を重ねると身体の水分や筋力は減っていきますので

骨の間にあるクッションがすり減り骨がぶつかり痛みが出てくるので、高齢者の方はよく膝の痛みが出やすくなっています。

 

 

膝の軟骨は1度すり減ってしまうと2度と戻りません。

 

 

膝周りの筋肉を鍛えて少しでも負担を減らすことになります。

 

だいぶ話が逸れましたが、【人工関節】は最終手段です。

 

あまりにも膝の痛みが強く日常生活に影響があるのであれば選択肢としてありだと思います。

 

原因が膝であれば手術をすれば痛みが改善されますが、身体のバランスが悪かったり、他の部分が悪くて結果が痛くなっていることもありますので、手術をしても動きが悪い、または痛みが出るということもあります。

 

 

身体のバランスが気になる方は是非当院の骨盤矯正を受けてください。

 

当院では姿勢をベースに治療します。

 

患者様の体重を使った安全で痛みがない特殊な機械(トムソンベット)を使いますので誰でも治療が出来ます!

 

なぜ痛めているのかどこが悪いかも、一つ一つ説明しながらやっていきますのでお悩みの方は1度ご相談ください!

 

また、産後矯正、交通事故の治療も出来ますのでお困りの方はご連絡お待ちしております!!

 

 

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